セラミック治療の利点

1.金属を使用していないので体への負担が少ない

セラミックは陶器の素材を使用しているので

金属アレルギーを引き起こすことが一切ありません。

そのため金属アレルギーの症状を起こさない優しい素材です。

2.金属が溶け出す心配がなく歯茎への着色の恐れがない

金属は時間が経つと溶け出すことがあり、

歯茎などに溶け出したものが付着し金属の色が付着する恐れがあります。

金属と比べて耐久性が高いので溶け出す恐れがありません。

3.二次カリエスや歯周病になるリスクが軽減

銀歯で詰め物を行うと年数経過とともにすり減り、

銀歯と歯の隙間に空洞ができるので、そこから虫歯菌が入り

二次カリエスや歯周病になってしまう恐れがあります。

しかしセラミックだと銀歯より生体親和性が高く、

長い間しっかりと密着するので隙間ができることがほぼありません。

二次カリエスや歯周病のリスクが軽減されます。

セラミック治療の欠点

1.衝撃により割れやすい

陶器と同じ材質なので落としたら割れるように、

少しの衝撃で割れる恐れがあります。

そして割れると修理することはできず再度作成になります。

2.銀歯やプラスチックの詰め物にくらべ歯を削る量が多くなる

金属は延性があり薄く延ばしてもある程度の強度が得られるので

歯を削る量は少なくても問題ないですが、

セラミックはある程度の厚みが無いと強度不足になってしまいます。

そのため歯を削る量も増えてしまいます。

そのため処置後に歯が凍みたり、痛みを感じることもあります。

3.保険適応外でコストがかかる

セラミックの歯は銀歯や保険のCAD/CAM冠と違い保険適用外になります。