コラム

COLUMN

若くして入れ歯になる理由

 

 

 

若いのに入れ歯?まだまだ先の話でしょ?と思われるかもしれません。

 

自分はきちんと歯医者に通っているから大丈夫!

 

本当にそうでしょうか?

 

実は歯を失う原因は虫歯や歯周病だけではありません。

今回は、3つ理由とその後についてご紹介しようと思います。

 

 

 

歯を失ってしまう理由

 

歯を失ってしまう理由の1つは、虫歯です。

 

虫歯と言ってもきちんと歯医者に行き、治療をすれば歯を残すことができます。

ですが、神経まで到達し重症化している虫歯の場合は、

抜歯が必要になるケースもあります。

 

気を付けていても初期の虫歯は自覚症状もなく

発見が遅れてしまうこともあるので、定期的に歯医者に通い

予防と虫歯のチェックをしてもらうことをおすすめします。

 

 

2つ目は、歯周病です。

 

虫歯と同様に歯医者に通っていれば予防することができます。

しかし、歯周病も自分では中々気が付きにくい病気です。

痛みや困りごとがないから歯医者に長年行っていない、という方は

 

「虫歯ができたから数年ぶりに歯医者に来てみたら

歯周病が進行していた!」

 

という事は少なくありません。

歯茎が腫れたり歯がぐらぐらし始めたりすると歯周病が進行し、

歯を支える骨が溶け抜歯しなければならない状態になっているかもしれません。

 

 

そして3つ目は、事故や怪我などで歯を失う場合です。

 

残念ながら、以上2つに気を付けていても事故でぶつけたり

転倒して割れたりなど根っこまで損傷を負うと、

歯を残すことが難しく抜歯となってしまう事があります。

 

 

 

歯を失ったらどうすればいい?

 

では、歯を失ってしまったらどうしたら良いのでしょうか。

 

目立たない場所だし、マスクで見えないからと

そのままにしておくのは危険です。

 

そのまま放置しておくと、歯がなくなったスペースに

隣の歯が倒れこんで来て全体の噛み合わせが悪くなり

頭痛肩こりなど様々な悪影響がでてくる恐れがあります。

 

一般的に歯を失った後の選択肢は

入れ歯・ブリッジ・インプラントがあります。

 

・失った歯の本数が多い

・治療費はあまりかけられない

 

こんな方には入れ歯がおすすめです。

 

1,2本だとブリッジも可能ですが3,4本連続して歯が無いと

支える歯に大きな負担がかかってしまい、

長持ちしないことも多く健康な歯までだめにしてしまう恐れがあります。

 

また、インプラントは失った歯の本数が多くても問題ありませんが

保険適用外の為、高額な医療費がかかります。

 

しかし、入れ歯は健康な歯を削ることなく、保険の範囲内で作ることができます。

 

普段から予防を欠かさず健康な歯を少しでも多く残せるようにしましょう。