コラム

COLUMN

ホワイトニングのいいところ、悪いところとは

 

 

 

今回はホワイトニングのメリットとデメリットについて説明いたします。

 

昨今、歯のホワイトニングは皆さんに知られていて、

たくさんの方がホワイトニングを受けるようになりました。

 

ホワイトニングをされたいと思っておられる方は、ぜひ参考にしてください。

 

 

歯のホワイトニングには、次のようなメリットがあります。

 

・口元からキラリと白い歯がみえる

・印象的な笑顔を手に入れることができる

・清潔感がでることにより見た目の印象が変わる

 

 

もともと人間の歯の色はやや黄色味がかっています。

歯科医院でクリーニングをすると自然な歯の色を取り戻すことができます。

 

自然な色=白い歯ではありません、

むしろ黄色っぽい歯が自然な色に近いです。

 

ホワイトニングは黄色い歯を白い歯にしていく治療ですが、

どんな治療もメリットとデメリットは必ずあります。

 

是非ご参考にしてください!

 

 

 

ホワイトニングのデメリット?

 

 

ホワイトニング専用の薬剤は、

人によっては口内にしみて、痛みが起きる場合があります。

 

安全も考慮すると、以下に該当する方は、

ホワイトニングを断られる場合があるので確認をしておきましょう。

 

・妊娠中の方・授乳中の方

歯に塗布する薬剤は、基本的に体内に入り込んでも人体には害はありませんが、

赤ちゃんは抵抗力が弱く、影響が出る可能性が0ではありません。

そのため妊娠中はもちろん、授乳期もホワイトニングは控えた方がよいでしょう。

 

・知覚過敏・虫歯・歯周病の方

知覚過敏の箇所や、虫歯や歯周病などの

症状が現れている箇所は薬剤がしみて痛みが生じます。

まずはきちんと基礎治療をして病気を治してから、

ホワイトニングを受けるようにしましょう。

 

 

 

天然の歯以外には効果がない

 

 

ホワイトニングに使用する薬剤は天然歯にしか効果を発揮できません。

そのため、被せ物、差し歯、詰め物などに使われる

プラスティックやセラミックなどの人工素材には効果が出ません。

 

したがってホワイトニングをした結果、

天然歯と人工歯の色の違いが目立ってしまうことがあります。

 

前歯などに差し歯があったり、詰め物など治療されている方は

ホワイトニングを行う前に担当医と相談し治療の手順を決めてからでないと

結果が思ったようにならないことがあります。

 

例えば

「前歯に差し歯が1本ある」

・被せ物以外の歯が白くなり、もともと気にならなかった被せ物1本が黄色く目立ってしまう

 

「前歯に大きな詰め物がある」

・詰め物以外の部分が白くなり、詰め物が浮き上がって見える

 

ということがあります。

 

 

 

 

ホワイトニングは歯へのダメージもなく、比較的お手軽に歯を白くできる治療です。

 

ただし、白く美しい歯を手に入れるためには

 

・虫歯、歯周病がないこと(治療すること)

・差し歯などがある場合は事前に歯医者さんとよく相談すること

・効果、持続期間については個人差があること

・治療の適応外があること

 

このようなことをご理解ください。

 

歯医者さんとよくご相談の上、ご納得して治療を受けてください!