一度、歯を失ってしまうと。。。
人間の歯は乳歯から永久歯に変わったら、二度と新しい歯に生え変わりません。
また、歯を失うリスクは、年齢を重ねるに従い、虫歯や歯周病により増加します。
特に歯周病は今や生活習慣病の一つです。
歯は毎日の生活に欠かせない!
私たちの歯は健康や社会生活に大きく関係しています。
- 歯と健康の関係
私たちはものを食べる時、歯で細かく噛み砕いてから飲み込みます。
これにより、胃や腸などの消化器官に負担をかけずに栄養を吸収することができるのです。
また、噛み砕くことでより深く味わうことができ、三大欲求の一つである『食』を楽しむことができます。
- 会話への影響
歯は発音にも大きな役割を持っています。特に前歯がない場合、息が漏れて
うまく発音することができません。そのため、歯が残っていた頃より話しにくくなったと感じることが多いです。
周囲からも聞き取りづらいと言われることがあります。
- 容姿への影響
歯がない状態では表情の印象が大きく変わります。口元のしわが増えたり、
膨らみがなくなるため一気に老けた印象を与えます。
どんなに肌のお手入れを頑張っても歯がないことで与える印象にはかないません。
このように、歯と私たちの生活は密に関係しているのです。
歯を失った場合、入れ歯・ブリッジなどの被せ物・インプラント治療など
歯を作る方法はあります。ですが、それぞれデメリットが全くないわけではありません。
まずはご自身の歯を失わないことが大切です。
そのため、学校検診や指定された職種・年齢を対象とした検診が義務付けられています。
さらに近年では国民の歯科検診を義務化しようという声も上がっています。
また、口腔内のメンテナンスが保険診療でできる仕組みになっています。
これらの理由は先ほどお伝えしたように歯が私たちの生活に必要不可欠なこと、
早期発見できることで治療費を抑えられる・治療期間を短くできるといった
みなさんにとってのメリットがあるためです。
まとめ
これまでに、お口の中で気になることは一つもありませんでしたか?
この前、一瞬ズキってしたことあったなとか、一瞬匂いがしたとか、
歯磨きした時血が出たことがあったなとか。思い当たることはありませんか?
痛くなってから・違和感が出てから歯医者さんに行くという時代は終わりました。
ほんの少し時間を作って歯医者さんに行くことで、あなたのこれからの生活が変わります。
そして、歯科医院は歯の治療をすることを目的としているわけではありません。
歯を守ることを目的としています。虫歯や歯周病になっている歯はこれ以上
進行しないよう守ります。健全な歯はずっと健全であるよう守ります。
ご自身の健康のために歯医者さんに行きましょう。