今回、歯科衛生士という職業を知ってもらうきっかけとして
歯科衛生士5年目の私が日々の診療で感じていることなどをまとめました。
歯科衛生士のやりがいとは?
①患者さんの健康をサポートすることができる
患者さんの口腔の健康を維持・向上させるために予防ケアや口腔衛生指導を行います。歯周病は糖尿病や肺炎、関節リウマチなどの全身疾患とも関連しています。また、近年では認知症ともかかわりがあるといわれています。患者さんのお口の健康を守ることで、患者さんの生活の質や健康状態に大きな影響を与えることができます。
②協力して働くことができる
歯科医師や歯科助手、受付、歯科技工士などと協力して患者さんの治療や予防ケアを行います。協力することで自分だけでは補えないことはカバーしてもらったり、自分がいることで患者さんやスタッフのためになっていると実感することができます。また、スタッフから感謝してもらえることも多くなりすごくうれしいです。
③専門的な知識や技術を生かすことができる
歯科衛生士は国家資格を有する仕事です。口腔の健康や疾患に関する専門的な知識や技術を持っています。
最新の医療技術や治療法も常にアップデートしていくことが求められるたり、歯科衛生士の中でも認定衛生士という専門性を高めるための資格もあるため自己啓発や学習の機会も豊富です。
④患者さんとのコミュニケーションが豊かになる
患者さんと密にかかわる職業であり、患者さんとのコミュニケーション能力が求められます。患者さんと信頼関係を築き、患者さんの要望や不安に寄り添うことでよりよいケアや治療が提供できます。私は一年目の時にこれが一番苦戦しました。しかし今では一番のやりがいだと感じています。最近では患者さんから「あなたがいる日に予約します。」や「あなたには相談しやすい」など言っていただけるようになりました。
歯科衛生士は誰かに感謝され必要とされるとても魅力的な仕事だと日々感じています。