コラム

COLUMN

子どもの予防歯科

 

 

8月になり夏休みに入ったお子さんのお口の中を見る機会が増えてきました。今回はむし歯の予防について紹介させて頂きます。

 

 

 

むし歯になりやすい場所はどこ!?

 

2〜3歳のお子さんは上の前歯の歯と歯ぐきの間や歯と歯の間、また上下の奥の歯は噛む面の溝、歯と歯の間にむし歯が出来やすいです。

 

 

 

7〜9歳のお子さんは大人の歯と子どもの歯が混在している時期になります。乳歯の奥歯、生えはじめの大人の歯(特に溝の部分)にむし歯が出来やすいです。

 

 

 

 

 

プラーク除去は大切

 

むし歯にならない為にはプラーク(磨き残し)を無くすことが一番です。お子さん自身の歯磨きと親御さんの仕上げ磨きで綺麗に磨いてあげてください!

 

乳歯も大人の歯と一緒で歯と歯の間はむし歯になりやすい箇所になりますのでデンタルフロスを使用すると更にプラーク除去率が上がります。

 

 

 

だらだら食べ・ちょこちょこ飲みは厳禁!

 

歯に付着した細菌は、飲食のたびに酸を出してむし歯になりやすい環境を作ります。摂取する砂糖の量よりも飲食回数に気をつけましょう。特に乳歯はむし歯になりやすいので要注意です。

 

砂糖入り飲料水のペットボトルを時間を置かず頻繁に飲むことにより上の前歯にむし歯が多発しやすいです。

砂糖入りの飲み物を一口飲むことは、おやつ1回分と同じと考えましょう。

 

 

 

フッ素配合歯磨き剤を使おう!

 

 

子どもの歯はむし歯になりやすいからこそフッ素による歯の修復・強化が欠かせません。フッ素配合歯磨き剤には年齢ごとに推奨される濃度や量があります。

 

また歯科医院では9000ppmと非常に高濃度のフッ素を塗布してもらえます。定期的に塗布してもらうことで歯科受診の習慣づけにも役立ちます。目安としては3〜4ヶ月に1回となります◎

 

 

 

最後に

 

普段から歯磨きを頑張って頂くことも大切ですが歯医者さんに定期的に診てもらうことも大切です!

夏休みや冬休みのお時間があるときにぜひいらっしゃってください、お待ちしております(*ˊᵕˋ*)