自然災害はいつ起きるかわかりません。
地震、台風、豪雨などの災害で避難所への避難を余儀なくされた時、そしてそこでの生活が長期にわたる時、その時の備えはできていますか?
今、ホームセンターなどにも非常用持ち出し袋が販売されていますが、それを購入しておけば安心というわけではありません。また、最低限のものはそろっていますが、個人や家庭に合わせて中身を追加する必要があり、消費期限のあるものも入っているので、定期的にチェックする必要があります。
避難所に避難者がいる場合、テレビなどでは現場の状況として食料や水、支援物資やエコノミークラス症候群などの健康被害に関することは報道されますが、口の健康被害についてはあまり報道はされません。
しかし、口腔内を清潔に保つことは体の健康を守るためにとても重要です。
そこで水の使用が制限されている場合でも口腔内を清潔に保つための方法をご紹介します。
口腔内を清潔に保つための方法
①泡の少ない歯磨き粉を使用し歯ブラシで磨く
②食後に少量の水やお茶でブクブクうがいをする
③歯みがきシートで歯や舌の汚れをふき取る
④洗口液でうがいをする
⑤入れ歯は泡やスプレータイプのクリーニング剤を使用し、スプレー後に歯ブラシやティッシュなとで拭き取る
⑥口腔内が乾燥しやすくなるため、リップクリームや口腔保湿剤を使用する
⑦歯科医院や保健所などの施設が提供する口腔ケア支援の利用を検討する
まとめ
上記の方法で口腔内を清潔に保つことで、命を守ることにつながります。
普段からの定期的な口腔ケアもとても重要です。
ご高齢の方で歯科医院に行くのは難しいという方には訪問診療も行っていますので、ぜひ一度ご相談ください。