災害時の口腔ケアとは

日本は、台風・大雨・地震などの自然災害が発生しやすい国土にあります。

そして、災害時は口腔環境が悪化しやすいです。

今回は災害時の口腔ケアについてご紹介します。

歯ブラシの代替になるもの

歯ブラシが手に入らない場合、指にガーゼや布を巻いて、それを使って歯や歯茎を優しく拭くことができます。

布やガーゼに少量の歯みがき粉をつけることで、歯磨き効果を高めることができます。

食塩には殺菌作用があります。少量の食塩を歯につけて歯をこすることで、歯の表面の汚れや殺菌を取ることができます。ただし、食塩の使用量には注意が必要です。

歯ブラシがない場合でも、歯茎を指で優しくマッサージすることで血行が促進され、歯茎の健康を保つことができます。

歯を磨く代わりに口を水ですすぐことで、口腔内の汚れや食べかすを洗い流すことができます。

水が不足している場合は、口を十分にすすぐことが難しいかもしれませんが、できるだけ口をすすぐようにしましょう。

コンパクトな歯ブラシを用意しておきます。折りたたみ式や旅行用の小型歯ブラシが便利です。

それと一緒に歯みがき粉も用意しておくといいです。

歯間クリーニングのためのフロスや歯間ブラシを用意しておくと、より徹底的な口腔ケアが可能です。

口腔洗浄剤を使うことで口腔内の細菌の繁殖を抑えることができます。災害時には口臭や口腔内の清潔を保つために役立ちます。

当院のおすすめはモンダミンハビットプロです。

こちらは歯科医院でしか販売しておらず、殺菌力がとても高く長時間殺菌効果があります。

ノンアルコール処方なのでピリピリせずお子様もつかいやすいです。当院で1,375円で販売中です。

★災害バックに入れておこう★

いつなにが起こるか分からない災害に備え、皆さんも災害バックをもう一度見直して、口腔ケア用品も用意しておきましょう。