コラム

COLUMN

飲み物と虫歯の関係

 

 

みなさん、清涼飲料水(ジュース)は好きですか?

あまり飲まない人も多いとは思いますが、

私はコンビニやスーパーの飲み物の陳列棚を見た時思うことがあります。

 

「こんなに量も種類も必要ですか?」

 

誰がこんなに飲むんだよ、ていうくらい陳列していますよね。

と言いつつも、大学生時代は水やお茶代わりに

100%オレンジジュースを飲んでいた私です。

 

また、家での食事は肉と米、野菜ジュース(一応ちゃんと甘くないやつ)。

部活して15kg痩せたのですが、卒業時には15kg戻っていました。

卒業してからは3kgしか太ってないので、

私は中年太りではありません。ただの昔からのデブです。

 

…話が脱線しました。

 

このように、無自覚の砂糖中毒が増えていると言われている昨今、

実は私達の周りはたくさんの砂糖に囲まれています。

 

今回は虫歯に関係する清涼飲料水について、お話ししようと思います。

 

 

 

巷のジュースは砂糖が多い?

 

皆さんは角砂糖をボリボリかじったことはありますか?

想像するだけでも1個で十分な気がしますよね。

 

もし10個食べろと言われたら、何かご褒美でもない限り挑戦したくありません。

砂糖好きの方は別なのかもしれませんが。

 

では、

巷の清涼飲料水にはどれくらい砂糖が入っているのでしょうか?

それが下の画像です。エイッ!!

 

 

 

 

ドンッ!!!

 

いかがですか?炭酸飲料はたくさん入っているイメージがありますが、

実際には500mlペットボトル1本で15個以上の角砂糖が入っています。

 

体に良さそうなスポーツドリンクですら、10個近く角砂糖が入っています。

 

100%ジュースと野菜ジュース、合わせると14個の角砂糖ですね。

あれ?大学生時代の私、糖分取り過ぎ!?

 

とても怖い量に見えますよね。

最近暑くなってきて水分補給は大切ですが、取り過ぎには注意が必要です。

…ほんと、注意しましょうね。

 

 

 

清涼飲料水の飲みやすさ

 

とはいえ、なぜこんなにも砂糖が入っているにも関わらず、

清涼飲料水は飲みやすいのでしょうか?

 

その理由は、「酸味」にあります。

 

清涼飲料水の多くには、酸性度を高めて飲み物の保存性を高めるために、

酸化防止剤(ビタミンC)や果汁、クエン酸、酸味料、アミノ酸などが入っています。

 

これらの「酸味」が砂糖の「甘味」を抑えているのです。

さらに、冷たいもの自体、「甘味」を感じにくくさせてしまいます。

常温のスポーツドリンクや炭酸飲料が甘ったるく感じるのは、そのためです。

 

くぅー、そうだったのかー。昔の私、うかつだったわー。

 

飲みやすいからといって多く摂取していると、

糖質を急激に多量に摂取することになり、むし歯だけでなく

糖尿病など全身疾患に繋がってしまう可能性があります。

 

また、ただ純粋に太ります。気を付けましょう。

 

 

 

まとめ

 

いかがでしたか?

今日は身の回りにある清涼飲料水の

意外な砂糖の多さについてお話ししました。

 

もちろん、清涼飲料水は栄養補給にうってつけですし、

気分も良くなりますし、おいしいですし、

飲んではダメというわけではありません。

 

飲むにしても、飲むタイミングや量を決めて

過剰に摂取しないようにすることで、上手に活用してもらえればと思います。

 

たとえ飲み物とはいえ、

砂糖が大量に入っていますので、むし歯にならないよう、

飲んだ後は歯磨きを忘れないようにしましょう。